梅雨になると、朝きれいに仕上げたはずのメイクが、お昼前には崩れてしまうことがありますよね。
「ファンデーションがヨレてしまう」
「Tゾーンや小鼻がテカテカになる」
「アイラインやマスカラがにじむ」
「メイク直しをすると厚塗りになってしまう」
このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
梅雨のメイク崩れは、湿気や汗だけが原因ではありません。朝のスキンケアの量や、化粧下地・ファンデーションの塗り方が影響していることもあります。
結論からいうと、梅雨のメイクを崩れにくくするポイントは、肌をきちんと保湿しながら、ベースメイクを薄く密着させることです。
たくさん塗ってカバーしようとすると、かえってヨレやすくなってしまいます。少量ずつ丁寧に重ねることで、汗や湿気に負けにくい仕上がりを目指せます。
この記事では、梅雨にメイクが崩れやすい理由から、朝のスキンケア、崩れにくいベースメイクの方法、パーツ別の対策、外出先での化粧直しまで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
無理にすべてを変える必要はありません。取り入れやすい方法から、少しずつ試してみてくださいね。
梅雨にメイクが崩れやすいのはなぜ?
梅雨にメイクが崩れやすくなるのは、湿度や気温の変化によって、肌の表面に汗や皮脂が出やすくなるためです。
さらに、室内ではエアコンによって肌が乾燥し、乾燥を補おうとして皮脂が増えることもあります。
まずは、梅雨ならではのメイク崩れの原因を見ていきましょう。
湿気が多く肌表面がベタつきやすい
梅雨は空気中の水分が多く、肌の表面がベタつきやすい季節です。
肌がベタついていると、化粧下地やファンデーションが肌に密着しにくくなります。その結果、時間がたつにつれてファンデーションが浮いたり、筋のようにヨレたりすることがあります。
特に崩れやすいのは、次のような部分です。
- 額
- 鼻
- 小鼻のまわり
- あご
- マスクが触れる頬
湿気が多い日は、しっかり塗るよりも、薄く密着させることを意識しましょう。
気温の上昇によって汗と皮脂が増える
梅雨は雨の日が多いものの、気温が高く蒸し暑い日も少なくありません。
通勤や買い物で少し歩いただけでも、額や鼻、髪の生え際に汗をかくことがあります。汗と皮脂がファンデーションに混ざると、メイクが浮いたり流れたりしやすくなります。
特に皮脂が出やすいTゾーンは、顔のほかの部分よりも崩れやすいため、部分的な対策が必要です。
ただし、皮脂を完全に取り除こうとするのはおすすめできません。必要な皮脂まで取りすぎると、肌が乾燥し、かえって皮脂が増える場合があるためです。
エアコンによる乾燥で皮脂が過剰に出ることもある
梅雨は湿度が高いため、肌が乾燥していることに気づきにくい季節です。
しかし、職場や電車、ショッピングセンターなどではエアコンが使われています。長時間エアコンの風に当たると、肌の内側は乾燥しやすくなります。
肌が乾燥すると、うるおいを守ろうとして皮脂が多く出ることがあります。
「肌はベタついているのに、頬や口元はカサつく」という場合は、乾燥と皮脂の両方が起きている可能性があります。
梅雨だからといって保湿を省かず、化粧水や乳液で適度にうるおいを補うことが大切です。
スキンケアやファンデーションの重ねすぎも原因になる
メイクを崩したくないと思うと、化粧下地やファンデーション、フェイスパウダーをたくさん塗りたくなりますよね。
しかし、重ねる量が多いほど、肌に密着しなかった余分な化粧品が動きやすくなります。
また、乳液やクリームをたっぷり塗った直後にメイクを始めると、肌表面に残った油分とファンデーションが混ざり、ヨレの原因になります。
梅雨のメイクでは、たくさん塗ることよりも、必要な量を薄く重ねることが大切です。
梅雨のメイク崩れを防ぐには朝のスキンケアが大切
メイク崩れを防ぐためには、ファンデーションの選び方だけでなく、メイク前の肌を整えることも大切です。
スキンケアが肌になじんでいない状態でメイクを始めると、化粧下地やファンデーションが密着しにくくなります。
朝のスキンケアでは、肌にうるおいを与えながら、表面に余分な油分を残さないようにしましょう。
洗顔で寝ている間の皮脂をやさしく落とす
寝ている間にも、肌には皮脂や汗、ほこりなどが付着します。
朝の洗顔で汚れを落としておくと、化粧水や乳液がなじみやすくなり、メイクの密着感も高まりやすくなります。
ただし、ゴシゴシこする必要はありません。洗顔料をよく泡立て、泡をクッションにするようにやさしく洗いましょう。
乾燥肌の方は、洗顔料を使うとつっぱりを感じることがあります。肌の状態に合わせて、ぬるま湯のみの洗顔や、乾燥肌向けのやさしい洗顔料を選んでください。
洗顔後は、清潔なタオルを顔に軽く当て、水分を吸い取るように拭きましょう。
化粧水は手のひらでしっかりなじませる
洗顔後は、化粧水で肌に水分を補います。
化粧水を一度にたくさんつけるよりも、適量を手のひらに取り、顔全体を包むようになじませる方法がおすすめです。
乾燥しやすい頬や口元には、少量を重ねてもよいでしょう。
肌を強くたたいたり、コットンで何度もこすったりすると、刺激になることがあります。手のひらでやさしく押さえ、肌になじませてくださいね。
乳液やクリームをつけすぎない
化粧水だけでは水分が蒸発しやすいため、乳液やクリームでうるおいを守ります。
ただし、梅雨の朝は乳液やクリームをつけすぎると、肌表面に油分が残り、メイクが滑りやすくなることがあります。
顔全体に同じ量を塗るのではなく、乾燥しやすい頬や口元には丁寧になじませ、皮脂が出やすい鼻や額は少なめにするのがおすすめです。
脂性肌の方も、保湿を完全に省くのではなく、さっぱりとした乳液やジェルタイプの保湿剤を薄く使いましょう。
スキンケア後はすぐにメイクを始めない
スキンケアを終えた直後は、肌の表面に化粧水や乳液が残っています。
そのまますぐに化粧下地を塗ると、スキンケアと下地が混ざり、モロモロとしたカスが出たり、ファンデーションがヨレたりすることがあります。
スキンケア後は、肌が落ち着くまで少し時間を置きましょう。
待っている間に、歯磨きや着替え、髪のセットなどを済ませると、忙しい朝でも無理なく時間を空けられます。
肌を触ったときにベタつきが少なく、しっとりしている状態になったら、メイクを始める目安です。
ティッシュで余分な油分を軽く押さえる
時間を置いても肌表面のベタつきが気になる場合は、ティッシュを顔に軽く当てて余分な油分を取り除きましょう。
こすらず、ティッシュをそっと押し当てるだけで十分です。
特に、次の部分を軽く押さえておくと、メイクが密着しやすくなります。
- 額
- 鼻
- 小鼻
- あご
- 眉のまわり
肌に必要なうるおいは残しつつ、表面の余分な油分だけを取り除くことがポイントです。
梅雨でも崩れにくいベースメイクのやり方
梅雨のベースメイクは、厚く塗って隠すよりも、薄い層を丁寧に重ねることが大切です。
一つひとつの工程で使用量を少なくすると、肌に密着しやすくなり、崩れたときにも目立ちにくくなります。
化粧下地は薄く均一に塗る
化粧下地は、ファンデーションの密着を助け、毛穴や色ムラを整える役割があります。
ただし、量が多すぎると肌の上で滑り、ファンデーションがヨレやすくなります。
化粧下地を額、両頬、鼻、あごに少量ずつ置き、顔の中心から外側に向かって薄く広げましょう。
小鼻や目元、口元などの細かい部分には、指先に残った下地をなじませる程度で十分です。
最後にスポンジで軽く押さえると、余分な下地を取り除きながら、肌に密着させやすくなります。
テカリやすい部分には皮脂崩れ防止下地を使う
鼻や額のテカリが気になる方は、皮脂崩れ防止タイプの下地を部分的に使うとよいでしょう。
おすすめの使用部分は、次のとおりです。
- 額
- 鼻筋
- 小鼻
- あご
- 眉のまわり
顔全体にたっぷり塗ると、頬や口元が乾燥しやすくなることがあります。
皮脂が出やすい部分だけに薄く塗ることで、乾燥を防ぎながらテカリを抑えやすくなります。
乾燥しやすい部分は保湿タイプの下地を選ぶ
頬や口元がカサつきやすい方は、顔全体に皮脂崩れ防止下地を使うと、時間がたったときにファンデーションがひび割れることがあります。
乾燥しやすい部分には保湿タイプ、テカリやすい部分には皮脂崩れ防止タイプというように、下地を使い分ける方法がおすすめです。
複数の下地を用意するのが難しい場合は、顔全体に保湿タイプを薄く塗り、Tゾーンだけに皮脂崩れ防止下地を重ねてもよいでしょう。
肌の状態は季節や体調によって変わります。その日の肌を見ながら調整してくださいね。
ファンデーションは少量ずつ薄くのばす
ファンデーションを厚く塗ると、汗や皮脂によって崩れたときにムラが目立ちやすくなります。
まずは少量を取り、頬の高い位置や顔の中心から外側へ向かって薄く広げましょう。
シミや赤みなど、気になる部分だけに少量を重ねると、顔全体の厚塗りを防げます。
目元や口元はよく動くため、ファンデーションを塗りすぎないことも大切です。指やスポンジに残った分を薄くなじませる程度にしましょう。
スポンジで密着させて余分なファンデーションを取る
ファンデーションを塗ったあとは、清潔なスポンジで顔全体をやさしく押さえましょう。
スポンジを滑らせるのではなく、軽くたたくように押さえるのがポイントです。
このひと手間で、肌に密着していない余分なファンデーションを取り除き、ムラを整えられます。
特に小鼻や口元、目の下はファンデーションがたまりやすいため、スポンジの角を使って丁寧になじませてください。
フェイスパウダーは崩れやすい部分を中心に使う
フェイスパウダーは、肌表面のベタつきを抑え、ファンデーションを固定するために役立ちます。
ただし、顔全体にたくさんのせると、乾燥して粉っぽく見えることがあります。
パフやブラシにパウダーを取り、一度手の甲やティッシュで余分な粉を落としてから使いましょう。
特にパウダーをのせたいのは、次の部分です。
- 額
- 鼻
- 小鼻
- あご
- 眉のまわり
- マスクが触れる部分
頬や目元が乾燥しやすい方は、パウダーを薄くするか、必要な部分だけに使うと自然に仕上がります。
仕上げにフィックスミストを活用する
メイクの最後にフィックスミストを使うと、ベースメイクやポイントメイクを肌になじませやすくなります。
顔から適度に離し、顔全体に均一にかかるように吹きかけましょう。
吹きかけたあとは、手で触ったりティッシュで押さえたりせず、自然に乾かします。
ミストによって使い方が異なるため、商品に書かれている使用方法を確認してください。
フィックスミストを使えば絶対に崩れないわけではありませんが、汗や皮脂による崩れを抑えるための仕上げとして取り入れやすいアイテムです。
梅雨におすすめのファンデーションの選び方
梅雨に使うファンデーションは、肌質や生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
「人気の商品だから」という理由だけで選ぶのではなく、自分の肌で使いやすいかどうかを確認しましょう。
崩れにくさを重視するならリキッドタイプ
リキッドファンデーションは、肌に密着しやすく、カバー力を調整しやすいのが特徴です。
少量をスポンジで薄くのばすことで、自然な仕上がりを目指せます。
梅雨に使う場合は、皮脂や汗に強いタイプ、ロングラスティングタイプなどを選ぶとよいでしょう。
ただし、たくさん塗るとヨレやすくなります。カバーしたい部分には、ファンデーションを重ねるより、コンシーラーを少量使うのがおすすめです。
手軽さを重視するならクッションタイプ
クッションファンデーションは、パフで手軽に塗ることができ、外出先でも使いやすいアイテムです。
ツヤのある仕上がりの商品が多い一方、梅雨はツヤがテカリに見えてしまうこともあります。
パフに取ったファンデーションをそのまま顔にのせるのではなく、ケースの内ぶたや手の甲で量を調整してから使いましょう。
顔全体に何度も重ねず、少量ずつたたき込むようになじませることがポイントです。
ベタつきが気になる方にはパウダータイプ
パウダーファンデーションは、表面がさらっと仕上がりやすく、ベタつきが苦手な方に向いています。
短時間で仕上げやすいため、忙しい朝にも使いやすいでしょう。
ただし、肌が乾燥していると粉っぽく見えたり、毛穴が目立ったりすることがあります。
使用前にしっかり保湿し、パフで強くこすらず、軽く押さえるように塗りましょう。
「ウォータープルーフ」「皮脂崩れ防止」表示を確認する
梅雨のファンデーションを選ぶときは、パッケージや商品説明にある表示も参考になります。
例えば、次のような表示です。
- ウォータープルーフ
- 汗や水に強い
- 皮脂崩れ防止
- ロングラスティング
- マスクにつきにくい
ただし、崩れにくい商品でも、肌質によっては乾燥を感じることがあります。
最初から顔全体にたっぷり使わず、少量から試してみましょう。
肌質に合ったものを選ぶことも大切
梅雨用として人気のファンデーションでも、すべての方に合うとは限りません。
脂性肌の方は、皮脂に強くさらっとした仕上がりのものが使いやすいでしょう。
乾燥肌の方は、保湿成分が配合されたものや、乾燥しにくいリキッドタイプが向いています。
混合肌の方は、Tゾーンと頬で下地やパウダーの量を変えると、崩れにくくなります。
商品を選ぶときは、崩れにくさだけでなく、乾燥しにくさや落としやすさも確認してくださいね。
パーツ別|梅雨のメイク崩れを防ぐコツ
顔全体が同じように崩れるとは限りません。
皮脂が多い部分、乾燥しやすい部分、よく動く部分など、場所によって崩れる原因が異なります。
気になる部分に合わせて対策しましょう。
Tゾーンのテカリを防ぐ方法
額や鼻を含むTゾーンは、皮脂が出やすく、梅雨に特にテカりやすい部分です。
朝のスキンケアでは、乳液やクリームを塗りすぎないようにしましょう。
ベースメイクでは、皮脂崩れ防止下地を薄く塗り、ファンデーションの量を少なめにします。
最後にフェイスパウダーを軽くのせると、表面をさらっと整えられます。
日中にテカリが出たら、すぐにパウダーを重ねるのではなく、ティッシュで皮脂を押さえてから直しましょう。
小鼻のファンデーション崩れを防ぐ方法
小鼻は凹凸があり、皮脂も出やすいため、ファンデーションがたまりやすい部分です。
化粧下地やファンデーションを指で何度も塗り込むと、厚くなって崩れやすくなります。
小鼻には、スポンジに残ったファンデーションを薄くなじませる程度で十分です。
毛穴が気になる場合は、毛穴をぼかすタイプの下地を少量使いましょう。
仕上げに、小さめのブラシやパフでパウダーを薄くのせると、ヨレを防ぎやすくなります。
頬の乾燥崩れを防ぐ方法
頬は鼻や額に比べると皮脂が少なく、エアコンによって乾燥しやすい部分です。
乾燥した肌に皮脂崩れ防止下地やパウダーをたくさん使うと、ファンデーションがひび割れたり、粉っぽくなったりします。
頬には保湿タイプの下地を薄く塗り、ファンデーションをスポンジでやさしく密着させましょう。
フェイスパウダーはごく少量にするか、頬には使わず、Tゾーンだけに使う方法もあります。
眉毛が消えにくくなる描き方
梅雨は額や眉まわりに汗をかきやすく、気づいたら眉尻が消えていることがあります。
眉を描く前に、ティッシュやフェイスパウダーで眉まわりの油分を押さえておきましょう。
ペンシルで足りない部分を描いたあと、アイブロウパウダーを重ねると、自然な仕上がりになります。
最後に眉マスカラやアイブロウコートを使う方法もあります。
ただし、重ねすぎると不自然に見えるため、少量ずつ使ってくださいね。
アイラインやマスカラのにじみを防ぐ方法
目元は、皮脂や汗、涙によってメイクがにじみやすい部分です。
アイメイクを始める前に、まぶたや目の下の油分をティッシュで軽く押さえましょう。
そのあと、フェイスパウダーやアイシャドウベースを薄くなじませると、アイメイクが密着しやすくなります。
アイライナーやマスカラは、ウォータープルーフタイプや皮脂に強いタイプを選ぶと安心です。
塗ったあとにしっかり乾かしてから、まばたきをするようにしましょう。
リップを落ちにくくする方法
梅雨はマスクの中が蒸れやすく、リップが落ちたり、輪郭がにじんだりすることがあります。
リップを塗る前に、唇の余分な油分をティッシュで軽く押さえましょう。
リップを一度塗ったあと、ティッシュオフしてからもう一度薄く重ねると、色が残りやすくなります。
マスクをする日は、ティントタイプや色移りしにくいリップを選ぶのも一つの方法です。
ただし、落ちにくいリップは乾燥を感じる場合があります。夜はリップクリームなどで保湿しましょう。
梅雨にアイメイクが崩れるときの対策
梅雨は、マスカラが下まぶたについたり、アイラインが目尻でにじんだりしやすい季節です。
アイメイクを濃くするだけでは、崩れを防げないこともあります。
メイク前の油分を整え、薄く重ねることを意識しましょう。
まぶたの余分な油分をティッシュで押さえる
スキンケア後のまぶたに乳液やクリームが残っていると、アイシャドウやアイラインが密着しにくくなります。
アイメイクを始める前に、ティッシュでまぶたをそっと押さえましょう。
強くこすると目元に負担がかかるため、軽く当てるだけで十分です。
目元が乾燥しやすい方は、油分を完全に取り除こうとせず、表面のベタつきだけを押さえてください。
アイシャドウベースを薄く塗る
アイシャドウベースは、アイシャドウの発色や持ちをよくするためのアイテムです。
まぶた全体にごく少量を薄くのばしましょう。
量が多いと、二重の線にたまったり、アイシャドウがムラになったりすることがあります。
指先に取ったあと、手の甲で量を調整してから塗ると失敗しにくくなります。
アイシャドウは薄く重ねる
アイシャドウを一度に濃く塗ると、粉がまぶたに密着せず、時間がたったときにヨレやすくなります。
薄く塗ってから、色が足りない部分だけを少しずつ重ねましょう。
クリームタイプのアイシャドウを使う場合も、量を多くしすぎないことが大切です。
まぶたに塗ったあと、指やブラシで境目をぼかすと、自然に仕上がります。
ウォータープルーフのアイライナーを選ぶ
汗や涙でアイラインがにじみやすい方は、ウォータープルーフタイプを選ぶとよいでしょう。
ただし、水に強くても皮脂でにじむ商品もあります。皮脂が気になる方は、皮脂やこすれにも強いかを確認してください。
アイラインを引いたあとは、すぐに目を閉じず、数秒間乾かしましょう。
目尻だけにアイラインを引くなど、使用する範囲を減らすと、崩れが目立ちにくくなることもあります。
マスカラは汗や湿気に強いタイプを使う
梅雨は湿気によってまつ毛のカールが下がりやすく、マスカラもにじみやすくなります。
ビューラーでまつ毛を上げたあと、マスカラ下地を薄く塗り、しっかり乾かしてからマスカラを重ねましょう。
マスカラを根元からたっぷり塗りすぎると、乾きにくくなります。
薄く塗り、必要な部分だけに重ねると、ダマを防ぎながら自然に仕上げられます。
目の下にも薄くパウダーをのせる
目の下にファンデーションやコンシーラーの油分が残っていると、マスカラがつきやすくなります。
小さめのブラシを使い、目の下にフェイスパウダーを薄くのせましょう。
粉を多くのせると、乾燥して小じわが目立つことがあります。
ブラシに取ったパウダーを手の甲で調整し、表面がさらっとする程度にしてください。
梅雨のメイク崩れを悪化させやすいNG習慣
崩れにくいアイテムを使っていても、塗り方や直し方によってはメイクが崩れやすくなります。
普段のメイクで、次のようなことをしていないか確認してみましょう。
スキンケア直後にファンデーションを塗る
スキンケア直後は、肌表面に水分や油分が残っています。
その上にすぐ下地やファンデーションを塗ると、うまく密着せず、ヨレやモロモロの原因になります。
忙しい朝でも、スキンケア後に少し時間を置きましょう。
どうしても時間がない日は、ティッシュで余分な油分を軽く押さえてからメイクを始めるとよいでしょう。
化粧下地やファンデーションを厚く重ねる
毛穴やシミを隠したいとき、化粧下地やファンデーションを何度も重ねてしまうことがあります。
しかし、厚く塗った部分は、汗や皮脂で動きやすく、崩れたときに目立ちます。
顔全体のファンデーションは薄くし、気になる部分だけコンシーラーでカバーするのがおすすめです。
顔全体に皮脂崩れ防止下地をたっぷり塗る
皮脂崩れ防止下地は便利ですが、顔全体にたっぷり塗ると、乾燥しやすい頬や口元までつっぱることがあります。
乾燥すると、ファンデーションが粉っぽくなったり、ひび割れたりする原因になります。
皮脂が気になるTゾーンや小鼻を中心に、少量ずつ使いましょう。
汗や皮脂の上からファンデーションを重ねる
メイクが崩れたとき、すぐにファンデーションを重ねると、汗や皮脂と混ざって厚塗りになります。
まずはティッシュで汗と皮脂を押さえ、ヨレた部分をスポンジで整えましょう。
肌表面を整えてから、取れてしまった部分だけにファンデーションやコンシーラーを薄く重ねることが大切です。
テカリが気になるたびにパウダーを重ねる
テカリを隠すためにパウダーを何度も重ねると、粉っぽくなったり、毛穴が目立ったりすることがあります。
テカリが気になったら、最初にティッシュで皮脂を押さえましょう。
そのあと、必要な部分だけに少量のパウダーをのせると、自然に整えられます。
顔を手やハンカチでこする
汗をかいたときに、ハンカチで顔を強く拭くと、ファンデーションや日焼け止めまで取れてしまいます。
汗はこすらず、ハンカチやティッシュを軽く押し当てて吸い取りましょう。
顔を無意識に触る癖がある方も、メイク崩れの原因になることがあります。
なるべく顔を触らないように意識すると、メイクをきれいに保ちやすくなります。
外出先でメイクが崩れたときの正しい直し方
どれだけ丁寧にメイクをしても、蒸し暑い日は崩れてしまうことがあります。
大切なのは、崩れた部分の上からそのまま化粧品を重ねないことです。
一度肌表面を整えてから、必要な部分だけを直しましょう。
まずは汗と皮脂をティッシュで押さえる
汗をかいている状態でメイク直しをすると、化粧品がムラになりやすくなります。
まずは清潔なハンカチやティッシュを使い、汗をやさしく押さえましょう。
そのあと、新しいティッシュでTゾーンや小鼻の皮脂を軽く押さえます。
あぶらとり紙を使う場合も、何度も強く押し当てる必要はありません。テカリが気になる部分だけに使いましょう。
ヨレたファンデーションをスポンジで整える
汗と皮脂を取り除いたら、何もついていない清潔なスポンジで、ヨレたファンデーションを整えます。
スポンジを滑らせるのではなく、軽く押さえるように使いましょう。
ファンデーションがたまっている部分は、スポンジで少しずつ取り除きます。
この工程を行うだけでも、肌表面がなめらかになり、次に重ねる化粧品がなじみやすくなります。
取れてしまった部分だけを薄く塗り直す
ファンデーションが取れた部分には、コンシーラーやファンデーションを少量だけ重ねましょう。
顔全体を塗り直すと厚塗りになりやすいため、赤みや色ムラが気になる部分だけで十分です。
指やスポンジで境目をぼかすと、元のメイクとなじみやすくなります。
フェイスパウダーを少量重ねる
肌を整えたあとは、崩れやすい部分にフェイスパウダーを薄く重ねます。
持ち歩きには、粉がこぼれにくいプレストタイプが便利です。
パフに取ったパウダーをそのまま顔にのせず、手の甲やティッシュで余分な粉を落としてから使いましょう。
額や鼻、小鼻を中心に、軽く押さえる程度で十分です。
乾燥しているときはミストでうるおいを補う
肌がカサついているときにパウダーを重ねると、粉っぽくなることがあります。
乾燥が気になる場合は、メイクの上から使えるミストを顔から離して吹きかけ、肌になじませましょう。
ミストをたくさんかけるとメイクが流れることがあるため、少量ずつ使ってください。
吹きかけたあとは自然に乾かすか、必要に応じてスポンジで軽く押さえます。
厚塗りにならないメイク直しの手順
外出先でのメイク直しは、次の順番で行うと失敗しにくくなります。
1.汗をハンカチやティッシュで押さえる
最初に、肌表面の汗を取り除きます。
ハンカチやティッシュをそっと当て、汗を吸い取るようにしましょう。
2.余分な皮脂を取り除く
次に、額や鼻、小鼻などの皮脂をティッシュやあぶらとり紙で押さえます。
皮脂を取りすぎないように、テカリが目立つ部分だけに使いましょう。
3.ヨレた部分をスポンジでならす
清潔なスポンジを使い、ヨレたファンデーションやたまった化粧品を整えます。
この段階で肌表面をなめらかにしておくと、塗り直した部分がきれいになじみます。
4.コンシーラーやファンデーションを少量のせる
取れてしまった部分に、コンシーラーやファンデーションを少量のせます。
中心から外側へ向かってぼかし、周囲のメイクとなじませましょう。
5.パウダーを薄く重ねる
最後に、テカリやすい部分へパウダーを薄く重ねます。
たくさん塗らず、表面がさらっとしたら終了です。
梅雨の持ち歩きに便利なメイク直しアイテム
梅雨は、必要なアイテムをポーチに入れておくと、外出先でも落ち着いてメイクを直せます。
すべてを持ち歩く必要はありません。自分が崩れやすい部分に合わせて選びましょう。
ティッシュまたは柔らかいハンカチ
汗や皮脂を押さえるために使います。
ティッシュは皮脂を取り除くときに便利で、ハンカチは額や首元の汗を拭くときに役立ちます。
顔はこすらず、軽く押し当てて使いましょう。
メイク用スポンジ
何もついていないスポンジがあると、ヨレたファンデーションを整えたり、余分な皮脂を押さえたりできます。
衛生面を考え、使用後は定期的に洗うか、使い捨てタイプを活用しましょう。
プレストパウダー
固形のプレストパウダーは、粉がこぼれにくく、持ち歩きに向いています。
鏡がついているタイプを選ぶと、外出先でも使いやすいでしょう。
コンシーラー
小鼻の赤みやニキビ跡など、部分的なメイク直しに便利です。
広い範囲に塗らず、気になる部分だけに少量使いましょう。
綿棒
綿棒は、にじんだアイラインやマスカラを整えるときに役立ちます。
個包装タイプや、小さなケースに入れて持ち歩くと衛生的です。
フィックスミスト
メイク直し後の仕上げや、肌の乾燥が気になるときに使えます。
持ち歩きやすい小さなサイズを選ぶと便利です。
落ちにくいリップ
マスクや飲食でリップが落ちやすい日は、色移りしにくいリップを持っておくと安心です。
鏡を見ながら、輪郭からはみ出さないように薄く塗り直しましょう。
マスクをする日の梅雨メイク対策
梅雨にマスクをすると、マスクの中に湿気や熱がこもり、普段よりもメイクが崩れやすくなります。
特に、鼻や頬、あごなど、マスクが触れる部分は注意が必要です。
マスクが触れる部分はファンデーションを薄くする
マスクがこすれる部分にファンデーションを厚く塗ると、マスクに付きやすくなります。
頬や鼻、あごは、ファンデーションを薄く仕上げましょう。
肌の色ムラが気になる場合は、下地で整え、必要な部分だけコンシーラーを使う方法がおすすめです。
フェイスパウダーで表面をさらさらに整える
マスクが触れる部分にフェイスパウダーを薄くのせておくと、ベタつきを抑えやすくなります。
鼻や頬、あごを中心に、パフで軽く押さえましょう。
パウダーを多く使いすぎると乾燥するため、表面がさらっとする程度で十分です。
マスクをつける前にメイクをしっかり密着させる
メイク直後にマスクをつけると、まだ肌になじんでいないファンデーションがマスクにつきやすくなります。
メイクが終わったら、少し時間を置いてからマスクをつけましょう。
フィックスミストを使った場合も、しっかり乾いてからマスクをつけることが大切です。
汗をかいたらこすらず押さえる
マスクの中で汗をかいたときは、ティッシュや柔らかいハンカチで押さえましょう。
マスクを外せる場所で、肌をこすらないように汗を取ります。
濡れたマスクを長時間使うと不快感が続くため、替えのマスクを用意しておくと安心です。
色移りしにくいリップを選ぶ
マスクをする日は、ティントタイプや色移りしにくいリップが便利です。
リップを塗ったあとに一度ティッシュオフすると、マスクへの色移りを抑えやすくなります。
唇の乾燥が気になる方は、夜にしっかり保湿してくださいね。
肌質別|梅雨のメイク崩れ対策
同じメイク方法でも、肌質によって仕上がりや崩れ方は異なります。
自分の肌に合った対策を取り入れましょう。
脂性肌は皮脂を抑えながら保湿する
脂性肌の方は、額や鼻を中心に皮脂が出やすく、ファンデーションが浮きやすい傾向があります。
さっぱりした化粧水や乳液で保湿し、皮脂崩れ防止下地をTゾーンに薄く使いましょう。
「皮脂が多いから」と保湿を完全に省くと、肌が乾燥を感じて皮脂が増えることがあります。
油分の少ない保湿剤を選び、必要なうるおいは補うことが大切です。
乾燥肌は保湿不足による崩れに注意する
乾燥肌の方は、ファンデーションがひび割れたり、頬や口元が粉っぽくなったりしやすいです。
朝のスキンケアでしっかり保湿し、保湿タイプの下地やファンデーションを選びましょう。
皮脂崩れ防止下地やフェイスパウダーは、鼻や額など必要な部分だけに使うのがおすすめです。
メイク直しではパウダーを重ねすぎず、乾燥が気になる場合はミストでうるおいを補いましょう。
混合肌は部分ごとに下地を使い分ける
混合肌は、Tゾーンはテカるのに、頬や口元は乾燥しやすい肌質です。
顔全体に同じ下地を使うよりも、部分ごとに使い分けると崩れにくくなります。
Tゾーンには皮脂崩れ防止タイプ、頬や口元には保湿タイプの下地を薄く塗りましょう。
フェイスパウダーも、Tゾーンを中心に使い、乾燥する部分は少なめにします。
敏感肌は刺激の少ないアイテムを選ぶ
梅雨は汗や蒸れによって、肌が敏感になりやすい季節でもあります。
赤みやかゆみが出やすい方は、香料やアルコールなど、刺激を感じやすい成分に注意しましょう。
崩れにくさだけで商品を選ばず、自分の肌で使いやすいかを確認することが大切です。
新しい化粧品を使うときは、体調や肌の調子がよい日に少量から試しましょう。
肌に強い赤みやかゆみが出た場合は、使用を中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。
梅雨でもきれいなメイクを保つためのポイント
梅雨のメイク崩れ対策は、特別な技術がなくても始められます。
大切なポイントを改めて確認しましょう。
「たくさん塗る」より「薄く密着させる」
メイクを崩したくないときほど、ファンデーションやパウダーを厚く塗りたくなります。
しかし、厚いメイクは汗や皮脂で動きやすく、崩れたときも目立ちます。
下地、ファンデーション、パウダーを少量ずつ使い、スポンジで丁寧に密着させましょう。
スキンケアとメイクの間に時間を置く
朝のスキンケア後、肌がベタついた状態ですぐにメイクを始めると、下地やファンデーションがヨレやすくなります。
少し時間を置き、必要に応じてティッシュで余分な油分を押さえてからメイクを始めましょう。
崩れやすい部分だけアイテムを使い分ける
顔全体を同じ方法で仕上げる必要はありません。
テカリやすいTゾーンには皮脂崩れ防止下地やパウダーを使い、乾燥しやすい頬には保湿タイプの下地を使いましょう。
部分ごとに塗る量を変えるだけでも、メイクが崩れにくくなります。
メイク直しでは一度余分な皮脂を取る
崩れたメイクの上からファンデーションやパウダーを重ねると、厚塗りやムラの原因になります。
最初に汗と皮脂を押さえ、スポンジでヨレを整えてから、必要な部分だけを直しましょう。
自分の肌質に合った対策を取り入れる
SNSや口コミで人気の方法でも、自分の肌に合うとは限りません。
乾燥する、つっぱる、ベタつくなどの違和感がある場合は、使用量やアイテムを見直しましょう。
一度にすべてのメイク用品を変えるのではなく、下地やパウダーなど、気になる部分から少しずつ試すのがおすすめです。
梅雨のメイク崩れに関するよくある質問
Q.梅雨はパウダーファンデーションとリキッドのどちらがよいですか?
肌質や好みの仕上がりによって異なります。
汗や皮脂による崩れが気になる方は、肌に密着しやすいリキッドファンデーションを薄く塗る方法が向いています。
ベタつきが苦手な方や、短時間で仕上げたい方には、パウダーファンデーションも使いやすいでしょう。
どちらを使う場合も、厚塗りを避け、少量ずつなじませることが大切です。
Q.皮脂崩れ防止下地は顔全体に塗ってもよいですか?
顔全体に塗ると、頬や口元などが乾燥することがあります。
皮脂が出やすい額、鼻、小鼻、あごなどを中心に薄く使うのがおすすめです。
頬や口元が乾燥しやすい方は、保湿タイプの下地と使い分けましょう。
Q.ファンデーションを塗らないほうが崩れにくいですか?
ファンデーションを使わず、化粧下地とフェイスパウダーだけで仕上げる方法もあります。
肌の赤みやシミが気になる場合は、必要な部分だけにコンシーラーを使うと、厚塗りを防ぎながら自然にカバーできます。
休日や短時間の外出では、薄いベースメイクにするのもよいでしょう。
Q.メイクキープミストはいつ使いますか?
基本的には、ベースメイクとポイントメイクをすべて終えたあとに使います。
顔から少し離し、顔全体に均一にかかるように吹きかけましょう。
吹きかけたあとは手で触らず、自然に乾かします。
商品によって使うタイミングや方法が異なるため、パッケージの説明も確認してください。
Q.汗をかいたとき、あぶらとり紙を使ってもよいですか?
あぶらとり紙を使っても問題ありませんが、何度も強く押し当てると、必要な皮脂まで取りすぎることがあります。
まずはティッシュやハンカチで汗を押さえ、テカリが残る部分だけにあぶらとり紙を使いましょう。
Q.梅雨に眉毛が消えるのを防ぐ方法はありますか?
眉を描く前に、ティッシュやフェイスパウダーで眉まわりの油分を押さえましょう。
ペンシルで形を整えたあと、アイブロウパウダーや眉マスカラを重ねると、持ちがよくなります。
汗を拭くときは、眉をこすらず、周囲をそっと押さえてください。
Q.梅雨に化粧直しをすると厚塗りになるのはなぜですか?
汗や皮脂、ヨレたファンデーションの上から、そのまま新しいファンデーションを重ねていることが主な原因です。
メイク直しの前に汗と皮脂を押さえ、スポンジでヨレた部分を整えましょう。
そのあと、ファンデーションが取れた部分だけを薄く直すと、厚塗りになりにくくなります。
Q.梅雨は日焼け止めも崩れやすいですか?
汗や皮脂をかくと、日焼け止めも落ちやすくなります。
長時間外にいる日や汗をかいた日は、商品に記載されている方法に従って塗り直しましょう。
メイクの上から使える日焼け止めスプレーやパウダーもありますが、使用量や使い方を確認することが大切です。
まとめ|梅雨のメイク崩れは薄く密着させることがポイント
梅雨は湿気や汗、皮脂の影響によって、ファンデーションのヨレやテカリ、アイメイクのにじみが起こりやすい季節です。
メイク崩れを防ぐためには、皮脂をすべて取り除くのではなく、肌に必要なうるおいを残しながら、ベースメイクを薄く密着させることが大切です。
朝はスキンケア後に少し時間を置き、肌表面の余分な油分をティッシュで押さえてからメイクを始めましょう。
化粧下地やファンデーションは少量ずつ塗り、スポンジで丁寧になじませます。
外出先で崩れてしまったときも、すぐにファンデーションを重ねるのではなく、次の順番で直すことがポイントです。
- 汗を押さえる
- 余分な皮脂を取る
- スポンジでヨレを整える
- 取れた部分だけを薄く塗り直す
- 必要な部分にパウダーを重ねる
すべての対策を一度に取り入れる必要はありません。
まずは「ファンデーションを薄くする」「スキンケア後に少し時間を置く」など、簡単にできることから試してみてくださいね。
自分の肌質や崩れやすい部分に合った方法を見つけて、蒸し暑い梅雨も心地よくメイクを楽しみましょう。

